ロブジェキペピさんでの展示会から1ヶ月近く経とうとしています。
次の展開ににむけて、また少しずつ準備を始めています。
今後のスケジュールについてもぼちぼち決まってきました。
また後日改めて、こちらで紹介させていただきます。
******
さて、展示会が終わり、ご購入いただいたお客様からうれしいメールやお手紙をいただいて
ますます可愛い洋服を作りたいという意欲が湧いてきています。
「Rairai」らしさとは何か、自分にしか作れない洋服ってどういうものだろう、という事は
やっぱり私もものづくりをする者のはしくれとしては
永遠のテーマであり、常に悩み考えていることなのですが
今回の展示会で、すこーしヒントをつかんだような気がしています。
そのヒントを与えてくれた1着がこれ。
ビオラの刺繍のワンピース。
実験的に?展示してみたら
思いのほか評判が良かった1着。
写真では分かりにくいのですが
菫色のリネンのワンピースをまず仕立てた後
図案から考えて手刺繍を施しました。
↓は母のたんすの奥で見つけた、私が子供の頃着ていた(かもしれない)カーディガン。
よく見ると内側に姉の名前が書いてある。
子供用だから小さくて着られないし、虫食いの穴が開いちゃっているのに
何度引越しを繰り返しても、どうしても捨てられない1着。
(いつかクッションカバーにでもしようかな、、なんて思いながらも手付かず。。)
こういうお母さんがひとつひとつ刺繍したような、ちょっと野暮ったくて懐かしい、
だけど優しい気持ちになれる洋服。
まさしくRairaiで表現したいことがこのカーディガンに詰まっている気がして。
一枚の洋服をキャンバスのように見立てて(といったら何か大げさですが。)刺繍を施したり
ヴィンテージの布に組み合わせて刺繍してみたり…
無限に可能性がある気がしてきてワクワクします。
独学なので今はいろいろ研究したり手を動かしたり。
少しずつ、かたちにできればいいなと思っています。