2011/11/30

刺繍のある服



 ロブジェキペピさんでの展示会から1ヶ月近く経とうとしています。

次の展開ににむけて、また少しずつ準備を始めています。

今後のスケジュールについてもぼちぼち決まってきました。

また後日改めて、こちらで紹介させていただきます。

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さて、展示会が終わり、ご購入いただいたお客様からうれしいメールやお手紙をいただいて
ますます可愛い洋服を作りたいという意欲が湧いてきています。


「Rairai」らしさとは何か、自分にしか作れない洋服ってどういうものだろう、という事は

やっぱり私もものづくりをする者のはしくれとしては

永遠のテーマであり、常に悩み考えていることなのですが

今回の展示会で、すこーしヒントをつかんだような気がしています。



そのヒントを与えてくれた1着がこれ。

ビオラの刺繍のワンピース。



実験的に?展示してみたら
思いのほか評判が良かった1着。

写真では分かりにくいのですが

菫色のリネンのワンピースをまず仕立てた後

図案から考えて手刺繍を施しました。
















↓は母のたんすの奥で見つけた、私が子供の頃着ていた(かもしれない)カーディガン。

よく見ると内側に姉の名前が書いてある。

子供用だから小さくて着られないし、虫食いの穴が開いちゃっているのに
何度引越しを繰り返しても、どうしても捨てられない1着。

(いつかクッションカバーにでもしようかな、、なんて思いながらも手付かず。。)































こういうお母さんがひとつひとつ刺繍したような、ちょっと野暮ったくて懐かしい、
だけど優しい気持ちになれる洋服。

まさしくRairaiで表現したいことがこのカーディガンに詰まっている気がして。



一枚の洋服をキャンバスのように見立てて(といったら何か大げさですが。)刺繍を施したり

ヴィンテージの布に組み合わせて刺繍してみたり…

無限に可能性がある気がしてきてワクワクします。



独学なので今はいろいろ研究したり手を動かしたり。

少しずつ、かたちにできればいいなと思っています。