先日、思い立って久しぶりに神戸ファッション美術館に行ってきました。
目的は館内のライブラリー。
開館から閉館時間までいても飽きない大好きな場所。
ファッションはもちろん、インテリアやアートなどのビジュアル本や雑誌など、
普通の図書館や書店では見られない書籍や資料がかなり充実しているのです。
ただ、京都から行くにはちょっと遠い。。
気楽に通える範囲にこんな図書館がある生活ってすごく贅沢だなぁ~
なんて、訪れるたびに六甲アイランドに住みたくなります。
その日出会った本の中で、特に私の心を鷲づかみにしたのは「Floral Flocks」というイギリスの本。
20世紀のイギリスの女性が着用してきたフラワープリントのドレスの歴史にテーマを絞って
各年代ごとのスタイルやのデザイン、テキスタイル、
ファッションに対する時代背景について解説してありました。(たぶん。)
その中でも、1920年代後半~30年代あたりの雰囲気がすごくツボで。
レースのついたフラットな襟、大きな花柄やリボン柄のワンピース、
フリルやフレアがいっぱい入った袖…
当時はこういうスタイルが当たり前だったんだろうけど、
こんな甘くて‘‘乙女‘‘なディティールのドレスを
おばあちゃんが 品よく着こなしていたりして、とっても素敵。
どれも凝っていて、きっと一着一着、丁寧に仕立てられたものなんだろうな。
Rairaiの洋服に取り入れたいヒントがたくさん詰まった1冊でした。
今でもコピーしてきたものを眺めるたびに、新たな発見があって面白いです。